「忘れられぬ8月15日」~本紙読者投稿より
私は支那、北京にある陸軍病院のベッドの上で、昭和20年8月15日を向かえた。その瞬間、死をも覚悟しました。当時、病院の外では、銃声が絶え間なく響き、夜、昼問わず、死と背中合わせの日・・・
私は支那、北京にある陸軍病院のベッドの上で、昭和20年8月15日を向かえた。その瞬間、死をも覚悟しました。当時、病院の外では、銃声が絶え間なく響き、夜、昼問わず、死と背中合わせの日・・・
8月15日は終戦記念日。毎年、戦争による全国戦没者を追悼し、平和を祈る日である。 平和な生活と経済成長に伴い、戦中戦後の悲惨な生活は忘れ去られようとしている。戦後生まれが人口の80・・・
昭和19年8月、湘桂作戦に参加、中国大陸湖南省を経て連日連夜行軍が続いた。 8月10日、大部隊の補充兵が我が部隊と併行して行軍した。まだ内地から来たばかりの新兵であった。 「どこの・・・
(本稿は老友新聞本紙2021年7月号に掲載された当時のものです) いつ終息するかもしれないコロナ・パンデミックの中で、たいがい疲れ果てた4月、ようやくワクチンの予約・接種がはじまっ・・・
昭和19年7月、湖南戦場は両軍合わせて約百万人の兵士が集結して一大大決戦場となっていた。中国軍、米軍合わせて約50万人、資源も豊富な空軍で、日夜銃爆撃を続けていた。 一方、日本軍は・・・
銀座の家は、いよいよビルデングの工事が始まった。思いのほか岩盤が深く、なんと、江戸時代の貝がらが出てきた。「江戸城の前から海だった」と自信満々に大げさな事を言う横町のご隠居さんの話・・・
昭和19年4月25日、我々独立歩兵第54大隊は京漢線打通作戦に参加の為、蕪湖に集結して行動開始をした。 敵を排除しながらの行軍、5月27日には黄河の鉄橋を敵飛行機の爆撃を避け、大急・・・
草食男子という言葉が一時流行りましたが、男の中の男。女性だけでなく男も惚れる男の話は最近とんと聞かなくなりました。 実際にいる男性の中で、江戸人が選んだ男の中の男を「江戸の三男」と・・・
老友新聞2022年8月号が発行となりました。 おもな掲載内容をご紹介いたします。 【1面】 特集:シニアに人気 ボードゲームの魅力 連載:マコのよもやま話 <連載6>今日も一日元気・・・