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2016年07月06日
「スフィアプロジェクト」とは? ~トイレ個室男女比1:3等の基準も
「スフィアプロジェクト」とは、「人道憲章と人道対応に関する最低基準」と訳されます。
紛争や大規模災害の発生地で活動してきた国際赤十字などが1997年に開始したプロジェクトです。避難所の環境や支援物資について「誰に何がどの程度」必要か「最低基準」を示したハンドブックが有名です。
「給水・衛生」「食糧確保」など4つの項目ごとに示されており、一例を挙げると「トイレの個室の男女比は1対3」「給水所での水汲み待ち時間は30分まで」「性暴力被害者にはカウンセリングのうえで『緊急避妊』を」といったようなもの。これまでの避難民からの意見が反映されており、説得力があります。
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