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2017年05月09日
本を値引き販売…「時限つき再販」とは?零細書店では対応が困難との指摘も
販売から一定期間後に新刊出版物を値引きする販売方法です。
これまで出版物は、出版社が決めた「定価」で市場取引されてきました。「価格拘束」と呼ばれるもので、長年の業界慣行でした。ここに近年変化が起き始めています。
卸業者である日販は2014年以来、実用本などを対象に「時限つき再販」を解禁。今年2月からは女性誌13誌も対象に加わり、扶桑社の雑誌『ESSE』などが最新号刊行後に割引販売されます。対象商品には本の裏に(時)マーク(マルの中に時)が記載されます。
大型書店と違い地方の零細書店では経営的な対応が困難とも指摘されています。
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