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2023年10月30日

使用済み核燃料の一時保管先…「中間貯蔵施設」

「中間貯蔵施設」とは、原発の使用済み核燃料を一時的に保管する施設のこと。中国電力はこのほど、山口県上関町に建設することを検討すると発表しました。

政府は、使用済み核燃料を再処理して再び核燃料として利用する「核燃料サイクル」を掲げています。ところが、青森県六ヶ所村で30年前に着工された使用済み核燃料再処理工場は完成のめどがたたないため、使用済み核燃料は全国の原発敷地内のプールにたまり続けています。

プールが満杯になると原発は運転できなくなります。核燃料サイクルが行き詰まり、多くの原発で貯蔵率が高まる中で、使用済み核燃料は中間貯蔵施設に長期に置かれ続けることになります。

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