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2018年03月30日

酢と一緒に摂れば代謝向上! 酢にんにくの作り方/にんにくで毎日元気

免疫力を高め、スタミナ食材として昔から食べられてきた「にんにく」。実は、驚くほど体によい栄養素を含んでいます。毎日、少しずつにんにくを摂ることは、健康を維持し、疲れない体づくりに役立ってくれます。

そのまま食べるのはなかなか難しいですが、保存食にすれば簡単に摂れておすすめ。さまざまな料理へのアレンジも自在です。料理研究家で管理栄養士の村上祥子先生に、簡単に作れる保存食のレシピや活用メニューを教えてもらいました。今回はその2回目です。

前の記事「あらゆる食品中、にんにくが最もがん予防に効果的!?にんにくは最強食材です/にんにくで毎日元気(1)」はこちら。

お酢と一緒に摂れて代謝向上効果アップ!
酢にんにく

にんにく特有のにおいの成分「アリシン」抗菌・殺菌作用、血液をサラサラにする働き、代謝に欠かせないビタミンB1の吸収を良くする働き、さまざまな病気を引き起こす活性酸素を除去する力などを持ちますが、米酢のような有機酸を一緒にとると、さらに効果がアップします。

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常温で1年間保存可能
小さじ1(5g)当たり5 kcal 塩分0.1g

【材料(できあがり210g)】
にんにく…1個(正味100g)
「A」 酢…100ml、  砂糖…大さじ1、  塩…小さじ1/2

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【作り方】
1 にんにくの皮をむいてポリ袋に入れ、めん棒でたたいて粗みじんに砕く。

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2 瓶に入れ、ラップをして電子レンジ600Wで1分加熱する。

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3 「A」を合わせて溶かして注ぎ、ふたをする。12時間後から食べられる。

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MEMO
・ 酢に漬けることで空気から遮断され、にんにく成分の酸化が起こらない。
・ にんにくは粒のまま漬けてもよい。作る手順は皮をむき、2、3は同じ。粒のままの場合は2週間後からおいしくなる。
・ 粒はそのまま食べるのもおすすめ。
・ 取り出すときは乾いたスプーンか箸を使う。


村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与する。同大学内の「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。


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