明けましておめでとうございます

皆様、お健やかに新年を迎えられたことと存じます。

今年は酉年。「鳥」ではなく、酒壺を現す字で、その由来は、果実などが実り、十分に成熟した状態という意味があるそうです。

人生における成熟期とはいつでしょうか。とっくに過ぎてしまったと思われるかもしれません。しかし成熟という言葉には、物事を行うのに最も適した時期に達したという意味もあります。今年がその時なのです。

何かを始めるのに、遅いという事はありません。趣味やボランティアなど、様々な活動を新しく始めてみたい、そう思う事こそが何よりも勝る健康法ではないでしょうか。

私共も、皆様の「新しく始めたい」という気持ちを後押しできるような紙面づくりに精一杯励む所存でございます。これからも宜しくご指導くださいます様お願い申し上げます。

　平成二十九年元旦

　　　　　老友新聞社　社長　　円山　亙

（イラスト：島根県Ｓ・Ｍさんの作品）