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BIGLOBEが提供するIoTデバイスとボクシーズのIoT電球を連携させた見守りサービスの実証実験開始
ボクシーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鳥居 暁、以下 ボクシーズ)は、IoT電球の見守りサービス「つながるライト」と、ビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員会長兼社長:中川 勝博、以下 BIGLOBE)が法人向け評価用として販売しているIoTデバイス「BL-01」を連携させた見守りサービスの実証実験を、株式会社ユニバーサルスペース(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:遠藤 哉、以下 ユニバーサルスペース)の協力のもと実施する。
「つながるライト」は、トイレや風呂の電球を、IoT対応電球に置き換えるだけで簡単に実現できる新しいアプローチの見守りサービス(特許出願中:特願2015-106553)。電気の点灯状況をクラウド上に送信し、「いつもの時間にお風呂のライトが点灯しない」「24時間もトイレに入っていない」など照明が点灯していないことや、長時間点灯し続けていることで自然に異常を検知して、家族や近所の見守り者にメールが送られる。日常的に使う電球を利用することで、ストレスのない自然な見守りサービスを実現するというもの。
本実証実験では、IoT電球の点灯データを一括で管理しクラウド上に送信するIoTデバイスとして、BIGLOBEの「BL-01」を採用している。「BL-01」は、IoT電球の点灯・消灯状況を受信するセンサーを搭載しているほか、インターネットへの接続機能も有している小型のAndroid(TM)端末である。見守りの設定は、点灯させたIoT電球に「BL-01」を近づけるだけで完了。トイレやお風呂などの複数の場所を見守り対象にすることが可能で、面倒な設定をすることなく、簡単に見守りサービスを開始できるという。
ユニバーサルスペースは、一般家庭、約1.5万世帯に介護リフォームを行ってきた実績があり、「平成27年度、先進的なリフォーム事業者表彰」の経済産業大臣賞を受賞している。東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県、岐阜県、大阪府、兵庫県で介護リフォーム事業を展開しており、9月上旬から、過去にリフォームを実施済みの独居高齢者宅を対象に「つながるライト」の実証実験を開始予定。
超高齢化社会を迎える日本において、近所でコミュニティを形成し、お互いにサポートできる自然な仕組みが求められている。つながるライトは、自然な見守りを通して、お声掛け(コミュニケーション)のきっかけを作れるだけでなく、照明の点灯状況をビッグデータとして取得し、生活リズムを可視化することでヘルスケアへの応用も検討しているという。
■つながるライトのイメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/110060/img_110060_1.jpg
■つながるライト紹介サイト
■ボクシーズについて
スマートフォンサービスの総合開発企業として付加価値のあるサービスを創造している。来店者のスマートフォンで10言語の注文と支払いができる「Putmenu」および関連会社の株式会社タグキャストが提供する屋内位置情報サービス「TAGCAST」は、Microsoft Innovation Award 2016のファイナリストを受賞。IoT電球(LED Beacon)は、ジーデザイン株式会社の協力のもと開発している。
■BIGLOBEのIoT端末「BL-01」
「BL-01」は、3G通信のほか、無線LANやBluetooth通信、GPSや加速度センサーを内蔵しており、法人が専用のアプリケーションを開発することで、人、モノの管理や見守りなどさまざまな分野・用途で業務専用機としての利用可能な小型のAndroid 4.4搭載のIoTデバイス。
現在、法人向けに導入評価の相談を承っている。
http://office.biglobe.ne.jp/m2m/bl01/
(BIGLOBEプレスルーム)
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/release/2016/08/160825-a
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