趣 味
【特 選】二文字目の「朶」字が少し傾いてしまったことが残念です。しかし筆調に切れ味があり明るく清勁に仕上げて下さいま・・・
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【天の位】「あれが苦労の始めと知れば 恋は悪魔の手まり唄」
恋は悪魔の手まり唄は今までに都々逸で表現されていない詩・・・
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【天位】「少子化はカラスと帰る子も居ない」 お手々つないで、肩を組んで、みんなで歌を歌って等、童謡にいくつも出て来る・・・
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【天】「合歓の花と教えし人は飛行兵」「この花は?」と問われて教えた。相手は若い飛行兵です。その人はあの悲惨な戦争で亡・・・
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【一席】「道幅も家並も変わりし路地裏に地蔵尊のみそのまま坐(おわ)す」 時間の経過と共に変わる環境の中で、お地蔵さん・・・
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【特 選】筆鋒紙面に深く入りゆるぎなく引きしまった書線と確実な送筆に力量の程が窺える作です。鋒先を巧みに使い緩みのな・・・
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【天の位】「宿の鏡に夫の顔も 入れて嬉しい薄化粧」
都々逸の雰囲気を詠みっぷりにも情景にも清々しく漂わせて見事。鏡・・・
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【天位】「禿げた分髭でバランス取って見る」 男ならそれも良し。さあ、女だったらどうしよう。カツラでもかぶって見るか。・・・
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【天】「短夜の寝ては起こさる介護かな」介護をする人の苦労は昨今社会問題にもなっています。その一端を垣間見るような作品・・・
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【一席】「子等の声公園になし濡れながら卯の花腐(くた)しを恨むぶらんこ」 「卯の花腐し」とは、卯の花が咲く頃の長雨の・・・