趣 味
【無審査】ご熱心に楷行書を四点草書作を二点ご出品下さいました。草書作はいつも使用されている紙質の方が線は伸びやかで・・・
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【天の位】「夏は案山子のかぶった帽子冬は私の作業帽」 夏の案山子(かかし)と冬の自分の帽子。戯画化にエスプリ(機知)・・・
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【天位】「誘致して沸いた五輪に今悩み」 さあ東京に決まったゾ、何を何処にしようか。予算は誰が償還するか、都知事も大変・・・
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【天】「風花や光となりて逝きし友」風花は冬晴の青空から舞い降りる雪片のことで、日の差す中をきらきらと輝きながら降った・・・
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【一席】「瀬音高き年の瀬ようやく渡りたり傘寿の身なれば太き息して」 年の瀬を「瀬音高き」ものと捉え、それを渡るとした・・・
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【無審査】形意・用筆とも安定し力強く筆圧を充分にかけた書線は目を引きますが、筆脈にも悠然としたものを感じさせ布置も・・・
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【天の位】「安いミカンは姿が悪いワシと同じだ買ってくる」 下の句の共感が上の句の当り前の感想に輝きを持たせ救っていま・・・
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【天位】「生き上手歳のたし算など忘れ」 今年でいくつになったっけ。・・・
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【天】「独り居のそっけなき夜や雪明り」留守居の独りか独居の独りかは不明ですが、どちらにしても夕食もその後の家事もすぐ・・・
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【一席】「新しきろうそくの火を灯すごとけさ一輪の薔薇(そうび)を活けぬ」 一輪の薔薇を活けた朝、まるで新しいろうそく・・・