趣味
2016年08月05日
2016年7月入選作品|皇寿書壇
特選
石田 良三
何かの文選を書して下さったものと思われます。数文字結体が悪いものもありますが、24文字一貫した筆調で緩急肥痩を配してよく纏まっております。これからもこの調子で練磨し続けて下さい。
無審査
鈴木 瑞峰
楷書作は「逢」字が少し大きく書きすぎた感がありますが、厚みのある書線で堂々とした筆運びです。
行書作は沈着な筆致にして形意も整斉・温雅な筆調に好感をいだきます。
行草作は「相・在」字を行書にしたのは作意あってのことと思いますが、2行目の2文字は気が高揚し線が掠れ、1行目の3文字とやや不調和であったことが惜しまれます。
松原 滋柳
行書作はゆったりした結体でお書きになっておりますが、紙面に対しての筆圧がやや弱い感がありますのでご留意下さい。
草書作は強弱感に無理がなく、形意良好で余白が美しく写真掲載と思いましたが、隷書の装飾的な作に選者が魅力を感じ、こちらを選びました。
しっかりした隷書の技法ではないのですが、見る書としての効果が存分に表われており好感なる作です。
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