趣味
2019年05月30日
5月は特選1作品、無審査2作品。|皇寿書壇2019年5月入選作品
5月は特選1作品、無審査作が2作品選ばれました。(編集部)
特選
八木 宇香
読み=春は鳥声を逐って開く
伸びやかな線条で清雅に春らしく明るく五文字を纏めて、布置法もよろしく、筆力もまた充分に活気の豊かさを有す作ですので特選とします。
無審査
藤田 貢外
)臨書作の字形はよく捉えておりますので留意すべきは前回同様です。
「夜雪…」と書して下さいました自運書は造形に工夫があり運腕大きく雄勁なる表現です。
「新緑…」と青墨にて書かれました作は半紙への収まりが悪かったものの、紙質と墨との相性により古墨の風合いがあり、新緑の文字を強調し絵画的表現されて書線は充実感があり、安定し情感の豊かさを感ずる作です。
久米 恵泉
「夏雲…」と書して下さいました作は「飛・昏」字の結体が悪かったことが残念でしたが、よく筆脈を繋げて書かれております。
もう一点作は、百歳でありますのに、筆路正しく律動感も覚える筆調で独特の風趣も感じられ古拙なる書です。
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