趣味
2019年04月24日
4月は特選1作品、無審査3作品。|皇寿書壇2019年4月入選作品
4月は特選1作品、無審査作が3作品選ばれました。(編集部)
特選
亀村 游石
読み=風動き竹窓を敲く
落款に至るまで気脈一貫し、紙面には活気が溢れ「動」字から「竹」字に移る雄強なる線条が語句の意を表現。律動感を覚える筆調は見事にて特選とします。
無審査
塚田 濤石
自在に筆が動き送筆に熟達した呼吸を感じます。
字形は五文字共にリズムに乗って情感豊かに生き生きと華が咲く(咲の字は笑の古字)情景を描写し風韻良き作と纏め流石、無審査の作。
鈴木 瑞峰
ご高齢ですが今回もお元気に二点ご出品下さり有難うございます。
楷書作は清澄感ある筆致で、送筆の速度感や用筆法の確かさを高く賞したいと思います。
行書作は「舊」の字に掠れた線が多すぎましたが、骨力健剄にして形意よく纏め重厚なる書線は立派です。
松原 滋柳
三点ご出品下さいましたが、特に「美意延年」と書された自運書作は筆鋒紙面に深く入り、骨力健剄で北魏の書法方整にして円筆と方筆の渾然たる妙味があります。
古意に富み、大胆快活にて氏の近来の快作です
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