趣味
2019年03月01日
2月は特選1作品と無審査2作品。|皇寿書壇2019年2月入選作品
今月は「杯をあげて北海を懐しむ」の1作品が特選に選ばれました。無審査は2作品。(編集部)
特選
亀村 游石
読み=杯を挙げて北海を懐かしむ
線に覇気があり、形意整斉にしてリズムに乗り、品位良く五文字を纏めております。
余白美しく、紙面を生かし布置法見事に雄偉な仕上がりを高く評し特選とします。
無審査
栗野 孤舟
未晒しで黄ばみがあり食い込みの少ない紙質を使用し書かれておりますが、それが却って筆圧を強く掛けた所や線の交わった箇所に墨色の変化が表われ、清雅で整斉であることも加わり、語句の意を表現し風趣ある作となっております。
鈴木 瑞峰
丹念に運筆し確りとした書線で明るさがある楷書作ですが、布置法が悪く安定を欠いていることが残念です。
草書作は羊毛筆を巧みに扱い開閉見事に健勁な仕上がりですが、掠れた線が多すぎて騒がしく感じることが。しかし、行書作は形意よろしく律動的で充実した快作です。
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