趣味
2018年09月25日
8月は特選1作品と無審査2作品。|皇寿書壇2018年8月入選作品
今月は「松揺す風裏の聲」が特選に選ばれました。無審査は2作品。(編集部)
特選
亀村 游石
読み=松揺す風裏の聲
草書の崩しを良く理解し、巧みに筆を操り一気に躊躇すること無く落款に至るまで律動し、「風」字などは躍動感に満ち表現豊かに仕上げていることを評価し特選とします。
無審査
鈴木 瑞峰
「天高…」と書して下さいました楷書作は重厚感があり、行書作は全体的には温雅に仕上がっておりますが、「高」字の口部の造形の悪さが惜しまれます。
「山暁…」と三体書かれました作は、それぞれ呼吸大きく特に行書作の引き締まった書線と、形意・結体は緊密感を有し筆致精妙で安定感があり見事です。
久米 恵泉
六文字作は「過」字の終筆を気負いすぎましたが、送筆大胆にして伸びやかで二行目の三文字は字形整斉にて切れ味が良い。
五文字作は「清」字の結体が悪かったが、一字一字丁寧に気脈を通し、老練な運筆で趣に富んだ作です。
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