趣味
2018年07月23日
6月は特選1作品と無審査2作品。|皇寿書壇2018年6月入選作品
今月は特選1作品、無審査は2作品選ばれました(編集部)
特選
市原 静鶴
「木」字の縦線がやや傾いてしまったことが残念です。しかし気宇大にして堂々と力強い運筆には切れ味があり清勁なる仕上りです。お名前を少し小さく書かれて雅印も小さくされた方がよりバランスがよろしいかと思いますので色々とお試し下さい。
無審査
鈴木 瑞峰
「南陌…」と書して下さいました楷書作は筆圧充分にて健勁なるも「鳴」字の懐が狭かったことが惜しまれます。
行書作は「南・鳴」の造形がおもしろい。草書作は布置がいま一つ定まっておりませんでした。
もう一点の三体は、特に草書作のしなやかな線条は羊毛筆を巧に操り、ご高齢ですが大胆にして破綻がなきことは見事です。
栗野 孤舟
落款が少し大きいようにも感じますが、全体的には重厚で安定し、筆力健勁にて含みある線条と引きしまった形意は見事で流石無審査の作です。
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