趣味
2018年06月29日
5月は特選1作品。|皇寿書壇2018年5月入選作品
今月は特選1作品、無審査は2作品選ばれました(編集部)
特選
松尾 勝造(錦邨)
90歳を越えられました方ですが、落ちついた送筆で温雅に悠々としたリズムで四文字を纏めて下さいました。この作の長所は落款に至るまで気を抜くことなく流麗な筆致で筆路を明らかに書されていることです。特に落款は形意整斉で見事です。
無審査
藤田 貢外
自運書2点は筆力があり引きしまった線で5文字を纏めてくださいました。「春星…」と書した作の方がゆとりを感じさせ冴えた筆線が生きています。臨書作は運筆の確かさや充実した気力が表現されて見応えがあります。
齋藤 北城
今回のご出品作は2点共にいつもより小粒に纏めてくださり、楷書作は端正で精妙にて用筆法もゆるぎなく品位があります。行書作は書線の清澄感が目を引き、以前よりゆとりの違いを感じさせ新たな作風が生み出されているように思われます。
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