趣味
2017年06月15日
2016年5月入選作品|皇寿書壇
特選
亀村 游石
「其」字の三画目の線が重いようにも感じられますが鋭い筆致で小気味良く一画一画確りと運筆されて肥痩の変化も巧みに取り入れ一貫したリズムで形意よろしく独得の風韻を有す作に仕上げて下さいました。
この書法を学びつつ古典の臨書もしっかりお学び下さい。
無審査
塚田 濤石
楷書作は生き生きとした筆致で線に切れがあり整斉にして骨力有し布置もまた良好です。
行書作は一貫したリズムで無理なく纏めております。
草書作は峻勁なる運筆で結体も整斉で悠々と気脈・筆脈がよく通り見事です。
鈴木 瑞峰
楷書作は一行目の三文字が大きすぎましたが骨格は安定しております。
行書作は暢びやかにして堂々たる送筆は立派です。「蜩」字が大きすぎる感もありますが全体に温潤で余裕があり力量の程が窺えます。
草書作は整斉なる字形ですが、やや布置が悪かったのでご留意下さい。
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