趣味
2016年12月22日
2016年11月入選作品|皇寿書壇
特選
市原 静鶴
一行目の中心がややずれていることが残念ですが、生気ある筆調で形意よろしく、安定感があり、大胆に送筆された「路・香」字からは晴れ晴れしい情景が良く表現されているように思われます。
無審査
鈴木 瑞峰
力感ある筆さばきにて堂々と充実した楷書作。
行書作は明解な筆致で筆勢もあるのですが「暁」字の終筆を誇張しすぎた感があり布置が悪かったように思われます。
草書作は大胆な筆の開閉による運腕は誠に見事で造形の妙がありますが、紙質の影響と運筆の速度が速く掠れが多すぎたことが大変惜しまれます。
齋藤 北城
書き出しの「怡」字を掠れさせたのは意図があってのことか定かではありませんが、強靱なる筆力・引き締まった形意で気力充実の作です。
松原 滋柳
行書作は丁寧な筆調ですっきりと纏めて下さいました。
草書作は「千・葉」字の結体がいま一つ定まっていないのが残念です。
隷書作は四文字のバランスがよろしく、ゆったりとした清雅な雰囲気がよく表現されております。
この記事が少しでもお役に立ったら「いいね!」や「シェア」をしてくださいね。
- 今注目の記事!