趣味
2016年09月12日
2016年8月入選作品|皇寿書壇
特選
市原 静鶴
筆鋒紙面に深く入りゆるぎなく引きしまった書線と確実な送筆に力量の程が窺える作です。鋒先を巧みに使い緩みのない線条を特徴とする書風はこれからの習熟が更に期待されます。
無審査
藤田 貢外
自運の「為長…」と書して下さいました作は「折・技」字の結体が悪かったが悠々にして雅趣が有ります。
もう一点は運腕大きく行の流れを意識し呼吸大きく堂々たる作です。
臨書作は原帖の筆致を良く理解されて安定した作です。
斎藤 北城
今回の自運書作はいつもより文字を小さくされて自ずから線も細くなり余白が生まれ布置良く纏めて下さいました。素直に伸びた線条は骨力があり紙質と運筆の速度が合致し筆致快調で「客・敲」の二文字がこの作を引き締めて妙味ある作となりました。
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