おでかけするのにいい陽気になってきましたね。
ゴールデンウィークはどこの寄席もお客様でいっぱいだったようで嬉しい限りです。
浅草演芸ホールは木久扇師匠と喬太郎がトリ、お江戸広小路亭は伯山先生がトリ、新宿末広亭は落語芸術協会の新真打の披露目などどこもメンバーに人気者が揃った力の入った興行。
ただいくら面子が良くてもコロナ禍真っ只中の2021年のお正月の寄席などは小遊三師匠が高座に上がったらお客さん二人だったそうです。
この3年我慢した分解放感も手伝ってたくさんの方に足を運んで頂けたのでしょう。

さて、しのぶ亭では5月3日～5日まで師匠好楽プロデュースのお笑いライブが行われました。
落語会では無くお笑いライブです。
漫才師、ピン芸人メインの中に好楽、とむ、ぽん太が混ざり落語を披露しました。
師匠、76歳にしてなかなかチャレンジングな企画です(笑)

しのぶ亭はコロナ禍以降は十六畳程の客席を20名限定に絞って公演を行っておりましたがこの日は制限を設けずコロナ前の基準で開催。
今までの最高動員記録は10年前のしのぶ亭こけら落とし公演の60人で、あまりの混雑ぶりにのぼせる人が出たそうです(笑)
さすがにそんな乱暴な事は現状出来ないので40人までとしましたがこれが連日の超満員！
今年のお正月興行、少ない時は一桁だったのを考えるとすごい差…
マスクはほとんどの方がしてますが、一気にコロナ前に戻りました。
むしろ前以上かも。
また予約の時点で既に満員でしたが、師匠が開催日直前の笑点で告知をしたため当日ふらっと会場にいらしたお客様も何名か。
地上波恐るべし…

受付係も私がやり、イスの数がギリギリになりながらもなんとかお客様をつめこみ開演。
お笑い芸人の方が出るためお客様は今回しのぶ亭に来るのは初めてといった方々ばかりで落語にあまり慣れてないかと思いきや、毎公演最初から笑いの嵐でした。
漫才、落語関係無し。
このペースで笑ってたら途中で疲れちゃうんじゃないかと思いましたがそんなことも無く、100m走の走り方で2000mを走るが如くで完走。
一列目のお客様はイスじゃなくて座布団なので我々よりも疲れたと思います。
正座して見てる方もいましたし(笑)
盛り上げて頂きありがとうございました！

そして終演後は恒例の打ち上げです。
ただ昼の公演だったためライブ二時間打ち上げ七時間。
これが連日です。
日常が戻ってきたな、と思った瞬間でした(笑)
3日間の公演が終わった後に残ったのは疲労と脂肪でした。
ただ師匠は次の日の午前中から笑点の収録という。
怪物過ぎます、師匠！
いつまでもお元気でいて下さい！
という訳でまた何かしのぶ亭でイベントがあった際はお知らせしますのでぜひご来場下さい！
満員でもなんとか詰め込みますんで！

お知らせ

三遊亭ぽん太の月例落語会
ぽん太ラボvol.37～真景累ヶ淵連続口演編～
日時・6月3日(土)14時開演
会場・池之端しのぶ亭
料金・予約1500円、U25割1000円、ぽん太初めて割500円
ご予約、お問合せ・pontathe2nd@gmail.com