コラム
2017年11月01日
自爆テロ 子どもの利用が増加…ユニセフ(国連児童基金)発表
2017年に入ってから8月までに、「自爆攻撃」に利用された子どもの数が83人に上ると、ユニセフ(国連児童基金)が発表しました。そのうちの55人が15歳未満の女児、27人が男児、他の1人は自爆した女児に背負われていた乳児だったそうです。
2014年ごろから、アフリカのナイジェリアなどで頻発してきた、こうしたテロの背景には、同国周辺で台頭するイスラム教の過激派集団「ボコ・ハラム」がいます。
「自爆テロ」には、国際的な非難が高まっていますが、女性や子どもには自然と警戒心を解いてしまう大衆心理が利用されています。
爆弾を巻いたベルトを身に付けて、公共の場に向かわせ、遠隔操作で首謀者が起爆させるといいます。
ユニセフが声明を出したように、子どもたちは「加害者ではなく被害者」といえます。
(写真はイメージです)
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