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コラム

2024年11月14日

若者のホームレス増加~若年層労働相談の半数占める

「ホームレス」の若者が増加している――。若年層の労働相談を行っているNPO法人「POSSE」が2023年度に受け付けた10~30代の相談は304件あり、そのうち全体の45・7%に当たる139件が「広義のホームレス」の状態でした。

同法人は「ホームレス」について、イギリスが支援対象とする公的な定義を踏まえ

①友人宅に居候
②ネットカフェなどの商業施設に滞在
③家賃滞納により退去を求められている
④無料低額宿泊所などに滞在
⑤同居人からの暴力などにより安心して暮らせない

――という状態にある人を「広義のホームレス」とみなしています。

相談者のうち⑤に該当する人が26%に上るなど深刻な実態が浮かびます。
厚生労働省は1月時点で、ホームレスが「過去最少」になったと発表しましたが、見落とされている人々への支援が必要です。

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