コラム
「即断即決」にご注意を。
テレビでは色々な商品の説明がなされており、消費者の販売意欲をかきたてています。テレビを見て「欲しいなあ」と思ったことはありませんか?つい購入の電話をすることはありませんか。
「欲しい」と思っても、その場ですぐに電話をしないようにして下さい。
通信販売(特にテレビ)では、「残り100名様に限り…・・」とか「特に○時までに注文して下さい」と、せきたてています。
しかし、本当に必要なものでしょうか。多くは購入しても使い切るといったようなケースはあまりないのではないですか。結局1~2か月後には部屋のすみに積み上げられていませんか。
「買いたい」と思ったとき1~2日時間をおいて「本当にその商品が必要なのか」よく考えてから決断するようにして下さい。できたら知人友人の意見を聞いてみることも大切ですよ。人の意見こそが購入の必要性を客観的に判断する材料と思います。その判断の結果、やはり必要と判断したのであれば、改めてその時に注文をしてはいかがでしょうか。
日常生活において本当に生活に必要なものは、皆さんも持っておられるのではないでしょうか。一番やってはいけないのは、テレビを見て、まだテレビで通信販売を続けている時、すぐ電話で注文することです。十分に気を付けるようにしましよう。
同じ通信販売でも、新聞の広告による場合や、ダイレクトメール等による販売の申込の勧誘も多いです。昨今はコロナ禍の影響で訪問販売の機会は少なくなったと思われます。しかしそのような中でも、訪問販売や通信販売、電話勧誘販売がないとは限りません。
やはりこのようなケースであっても、商品の必要性についてはその場で判断することは絶対に避けて下さい。その場の流れで購入するケースは多く見られ購入したあとで反省するケースが後を絶ちません。やはり即断即決は禁止です。その場で何と言われようと契約については「検討する」と言い、その場での契約はやめて下さい。
電話勧誘や訪問販売は最初が大事です。話を聞く前に断ることが大事でしょう。一度話を始めたら、なかなか電話を切らせてくれません。また訪問の場合でもなかなか帰ってくれません。
このように販売目的であなたに接触してくるような場合は、最初から「購入の意思はありません」ときちんと断ることが一番有効な特効薬です。是非心掛けて下さい。
もし仮りにあなたが従前からその商品が欲しいと考えていたとしたら、自分で調査するとか、知人や友人に調べてもらうなど情報を集めて購入を検討されるのがよいと思います。
どのような販売方法であっても注文は慎重にすることを心掛けて下さい。
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