コラム
孫に伝えたい江戸人のこころ | 酒井 悦子
記事一覧
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芝居町と顔見世興行~娯楽の時間こそ自分と向き合える時。連載46
江戸時代、遊郭と芝居町は二大「悪所」とされていました。一日に千両が動くといわれていた芝居町は、芝居小屋を中心に芝居茶・・・
酒~江戸を圧倒していた「下り酒」 連載45
江戸の人々はどのようにお酒を楽しんでいたのでしょう。 当時のお酒は勿論日本酒です。江戸時代も時代が進むにつれて、上方・・・
読本と絵草紙~インテリ向けの小説と平仮名ばかりの大衆本 連載44
最近では、電子書籍というひと昔前では考えられない、たいそう便利な新兵器も登場しましたが、読書のスタイルは人それぞれ。・・・
江戸生まれの味~寿司に天ぷら鰻にどぜう~連載43
「食い倒れ」といえば大阪ですが、実は文化・文政期の頃には「京の着倒れ」に続く文句は「江戸の食い倒れ」といわれていたほ・・・
ウイルス感染予防は江戸時代にも!「講」でご近所同士の助け合い~連載42
江戸の町には「講」というお互いに勉強しながら助け合うという見事な相互扶助システムが確立されていました。 江戸の「講」・・・
水面に映るゆらぐ月を愛でることが江戸っ子達の粋~「二十六夜待」連載41
江戸には、名だたる月見が三つあると言われています。 8月15日は十五夜「中秋の名月」、9月13日は十三夜「後の月」、・・・
「あそび」とは明日に備える「あすび」?…江戸商人の一日より~連載40
先日、久しぶりに日本橋を訪れました。この場所はいつ訪れても江戸の香が漂っています。創業が江戸期の老舗が立ち並び、目を・・・
「一枚の着物」江戸っ子ファッションの基本はリメイクとアレンジ!~連載39
ある晴れた日、舞台の下合わせに行くのに私が選んだ着物は萌黄色の小紋と淡いオレンジの長羽織。重ねの色目で薄紅と萌黄とい・・・
「箸は人なり 箸の乱れは心の乱れ」!箸について思うこと~連載38
昨年、大学の講義の中に「箸の持ち方」のカリキュラムをいれたところ、今の学生の箸の持ち方、使い方の乱れに愕然としました・・・
灌仏会で大活躍「卯の花」…年度が3月で区切られる訳~連載37
卯という字に「初」や「産」という字をあて、一年の循環、年の最初の月と見立てるという説があります。私達の国日本では年度・・・