コラム
2021年08月04日
「楽しみな菜園作り」~本紙読者投稿より
私は昭和一桁生まれなので、あの苦しかった戦争を体験しています。物の無い時代、今思えば辛酸極まりない生活でした。
なにしろ米が無いので、学校でも畑を耕してサツマイモなど作りました。
小さい頃から土の匂いを感じていました。そのためか、子育てをしながら、馬鈴薯や大根など、私なりに考えて作っていました。
主人を亡くしてからも菜園生活は変わりません。百坪ほどあるので、娘までが鼻に興味を持ち、宿根草からハーブ、仏花など色々育てています。
心の支えとして楽しみながら育てているので、苦にはなりません。爽やかな風に当たりながら夏日を受けてせっせと草取りをしているのです。
作物は多分に気候に左右されたり、獣達の対策に悩まされます。なにしろ無から有を生み出す作業なので精進が必要です。
「水がほしい」「肥がほしい」「虫がいる」など、作物の声を聴きながら、老体をかばって楽しんでいます。
これからの季節はジャガイモ掘りです。大きいのが入っているかな?
(兵庫県 M・A)
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