コラム
2021年02月12日
「コロナで人影消えた街に思う」~本紙読者投稿より
中国・武漢から端を発した新型コロナ、この狭い日本にまで来て、一時はどうなる事かと心配しましたが、今、この青い空を眺めていると平和を感じるのは私だけでしょうか。
確かにベランダから見える電車のお客さんは以前よりずっと少ないように見えます。まだ8時、9時だというのに、ホームにも人影はありません。
この地に来て25年、6階のベランダ越しに駅のホームが正面に見えるのですが、私の住むマンション、少し高台にあり、180度の眺望は満点。季節ごとの楽しみとして、以前は赤とんぼの群れを何度もみました。夏は六甲山のいさり灯、遠く西は明石の方まで、東は大阪市内の灯まで見えます。高いビルがいつの間にか増えましたが、そのぶん灯が多く見えます。これも平和ということでしょう。
2~3年前から人口減とニュースで報じていますが、確かに学生さんも少なく、あまり見かけません。甲子園は私学もいくつかあり、以前はランドセルのかわいい子供さんも駅前などでよく見かけました。
寂しいのは、駅前の商店街も今はシャッター街。大人もみな家の中に篭り、何をしているのでしょうか。
同じマンションに住む人とも出会うことはほとんどありません。人の声、子供さんの声は元気を貰えますので、早くこのコロナが終息することを願うのみです。(兵庫県 H・Y)
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