コラム
2020年11月17日
「高齢者の運転免許自主返納。私も物損事故の経験が…」~本紙読者投稿より
「年寄りの達者、春の雪」という諺がありますが、歳を重ねると、元気でも運動神経が鈍るのが世の常であります。
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以前聞いたニュースによれば、運転免許証自主返納の件数が全国で14万件あったそうです。75歳以上の高齢者の認知機能検査も強化され、死亡事故の減少もあって、一定の効果があったと発表されていました。
私も83歳の時に物損事故を起こし迷惑をおかけしました。一瞬のめまいに襲われて事故を起こしてしまいましたが、将来を考え、最悪の事態をも心に刻み、自主返納をいたしました。
返納すれば色々と日常生活に不自由を感じますが、サポートの恩恵もあり、感謝いたしました。
アクセルとブレーキの踏み間違いからの事故や逆走事故など、不思議に思うほどの事実があります。警察庁では自動ブレーキや最新の安全装置を搭載した「安全運転サポート車」に限る、限定免許の導入など検討。運転を自宅周辺に限るものや、混雑の少ない時間帯の運転に絞るなど議論があるようです。
ですが、自動車の改良や免許の限定がなされても、加齢による運動神経は日に日に鈍感になります。
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私の地区内で、93歳の老骨でも運転されている方がおり応援していますが、個人差があることを忘れてはいけません。 (島根県 S・M)
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