コラム
2017年04月27日
失言問題に揺れる政界に読者から一言。年をとっても政治に目を光らせていたい!
神奈川県 T・S
「雪が解けると何になる?」
都会の子供は「水になる」と言う。しかし東北みちのくの子供たちは「春になる」と言う。それだけに春が待ち遠しいのです。
雪解け水が田んぼを潤す。私の実家は山形。3月に入ると田んぼに水を張ります。そうして4月になると、育てた早苗の田植えが始まる…。
神世の昔から日本は農業で栄えた国です。しかしその日本はもう「ため息」をつくような農業になってしまったのです。
種蒔きから収穫まで、一年の仕事です。苦労を実りにするのが政治であると思う。食の安全を言う前に、作物を作ることに力を入れ、行政と民間が協力して自給率向上に努めるべきだと思う。
今、政界では度重なる失言問題に始終している。国家100年の計と銘打って議論してほしい。政治はバラエティの場ではないのです。国の将来を考える国政であるべきです。
人間が生きてゆく先を見据えてこそ政治の役目です。私は畑を借りて野菜を作っているが、小さい市民の行動が自給率を上げることに繋がる。そう思いながら今日も畑を耕している。
老人になっても老体にならず、明日の政治に目を輝かせている昨今です。とくに農業問題に!(老友新聞社)
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