コラム
2017年03月15日
「年をとっても変われるんだ!」…苦手を克服した84歳読者からの手紙
(加茂市のバァバ)
私は子供の頃から声が悪く音痴で、人前で歌うことなど出来ませんでした。ですが、老人会の人たちの間でカラオケが流行ってきたせいもあり、84歳にもなった私に「どうしても」と誘われました。
「駄目駄目」
と駄々をこねて断っても、優しい先輩に
「私も一緒にマイク持って歌うから、あんたは口をパクパクしてるだけで良いよ。そうしているうちに、唄えるようになるから。みんな初めはそうやっていつうちに馴れてくるのよ」
と言われました。
こんな内気な私が、みんなの前で大恥をかきながらも頑張る気になれたことを本当に不思議に思います。
それというのも、会のみんなが優しくて面倒がらずにアドバイスをしてくださったり、私の為に大変苦労していただいたお陰だと思い、今はまだまだ下手ながら、人前でも少しは唄うことが出来るようになりました。
今までの私にとってはとても考えられないこと。人前に出られない、喋れなかった私なのに、別人になったようで不思議です。でも嬉しいです。感謝しております。(老友新聞社)
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