コラム
2017年02月22日
幼児心臓移植に微力ながら協力…「明日は無い」と言われた命を救うため
(写真はイメージ)
静岡県 M・T
自宅からセニアカーで20分走った所に、夫婦で経営する洋品店があります。
ある日、買い物の代金を支払う際、募金箱と、募金をお願いするチラシがあるのに気がついた。奥さん曰く「友人に頼まれてね」とのこと。
チラシには「花愛ちゃんに心臓移植の募金のおねがい」とある。目標募金額は3億1千万円。私も微力ながら協力しました。
静岡県牧之原市在住の岩倉花愛ちゃん。生後しばらくして「拡張型心筋症」という難病を発症し、薬での治療は効果が無く、明日は無いと告げられた日もあったそうだ。しかし、予想を超える生きる力で、小児用人工補助心臓をつけることができるまでになった。
国内の心臓移植に関しては難しい現状で、ご両親は海外渡航による心臓移植を決意したそうです。
地元の新聞によると、牧之原市の支援団体「花愛ちゃんを救う会」は、全国で寄付を募った結果、手術日や渡航費など心臓移植に必要な金額が集まったことを発表し、救う会代表の女性は「支援の輪が広がり目標額が集まった」と感謝を述べたという。
花愛ちゃんは昨年11月8日に渡米し、コロンビア大学病院で移植待機することに。両親は会見で「本当に多くの人に助けてもらった。無事に移植し、静岡に帰ってこられるよう応援いただければ幸いです」と感謝の言葉を述べた。
花愛ちゃんの写真を見ると、鼻から酸素を吸入してはいるが、大きな目には生きる力がみなぎっている。早くドナーが見つかり、快癒し、両親の愛を一身に受けて明るく優しい将来を担う娘さんになってほしいと願っております。(老友新聞社)
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