コラム
2020年11月06日
「曾孫は私の宝物」~本紙読者投稿より
ある日のこと。大きな鞄を背負いながら「ただいま」と大きな声で元気よく曾孫(大学一年女子)が帰宅しました。
ちょうどその時、地区の班長さんが訪ねてこられ、
「『ホーム火災センサー』をお届けに来ました」
と、現品をお持ちいただきました。
60戸あまりの自治会ですが、全戸がこのセンサーを取り付けて火災予防に留意しております。初回の取り付けの時は業者さんに行なっていただきましたが、今回は交換であり、簡単ですから各戸で取り付けをすることになっていたのです。
どこの地区でも女性の一人住まいや老人家庭が増加しており、脚立や椅子に乗っての高所作業は危険です。取り付けは天井3か所であり、私の娘ももう初老ですので困りました。
そのとき曾孫の娘が
「私がやるわ」
と言ってくれました。脚立や椅子を用意して、ねじ回しもどこにあったのか用意し、素早く梱包を解き、取扱説明書を一読するや、サッサと取り付けてくれました。
こんな理工系のことなど、よく知っているなと驚き感心しました。昔なら「男勝り」「お転婆さん」と言われてしまうかもしれません。
(センサーは10年の保証期間がありますが、次回の交換の時はどうなる事やらと野暮な心配もしました)
現代の女の子でも電気関係も詳しく「スマホ」の使用で大抵のことが足りるようです。
4人家族で私1人男です。役立たずになりましたが、最後に
「サンキュー」
とお礼を言いました。
…そういえば、思い出すと他にも同じようなことがありました。エアコンのフィルターの掃除や、テレビのリモコンが紛失したときなど助けてもらったのです。曾孫は宝物です。(島根県 S・M)
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