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コラム

2019年10月07日

私立大学生の仕送り月額が過去最低、月8万3100円

昨年度首都圏の私立大学の新入生の仕送り月額は8万3千百円―。
東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連)が毎年首都圏の私立大学の新入生の保護者を対象に行っている調査で、こんな結果が出ました。集計を開始した1986年以降最低の数字です。

過去最高は1994年の12万4千900円。ここから年々下がり始め、何とか10万円台を維持できたのも2005年まで。それ以降は下降に歯止めがかかりません。
日本の高等教育への財政支出は先進国中最低レベルといわれます。
政府は今国会で高等教育無償化法案を成立させる考えですが、対象が低所得層に限られ、「無償化は名称詐称で、実態は『給付型奨学金などの拡充』に過ぎない」といった指摘が挙がっています。

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