趣味
2019年02月05日
1月は特選1作品と無審査3作品。|皇寿書壇2019年1月入選作品
今月は「杯をあげて北海を懐しむ」の1作品が特選に選ばれました。無審査は3作品。(編集部)
特選
八木 宇香
読み=杯をあげて北海を懐しむ
緩急肥痩のバランスが良く生き生きとした筆致で線に切れがあり整斉なる結体でゆるぎなく悠々としたリズムで五文字を纏めて秀逸です。
無審査
藤田 貢外
臨書作は、原帖の形意の特徴を捉えようと良く書き込んでおります。
自運書二点は、「知進…」と書して下さいました作は「しんにょう」がある文字が列び、布置がいま一つ定まらなかったことが残念です。
もう一点は、呼吸大きく自然な運腕で無理がなく真面目な書作態度に好感。
斎藤 北城
筆致快調にて字形はスマートですが、鉾先が稍荒れていることが燃え上がるように明るい夕日を浴びた山を表現されているようで、躍動感ある作に仕上がっており可。
松原 滋栁
隷書作は整斉なる結体で、五文字が安定して半紙に収まり手堅く纏めて良好です。
「人間…」と書して下さった自運書作は、重圧感ある筆致で字形整い沈着に五文字を纏めて含蓄ある作に仕上がってます。
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