コラム
2017年08月23日
精神的ケア必要な保育士~3割の施設で「いる」…サポート体制構築急務
メンタル不調の保育士がいる施設は全体の約3割―と厚生労働省が発表しました。
調査の対象となったのは、全国の保育所(認可外を含む)や認定こども園。施設責任者に「精神的、心理的負担のサポートが必要と感じたり、実際に治療を受けたりした保育士がいるか」を質問したところ、「1~5人いる」との答えが27%でした。
内訳は「1人」が最多(18.8%)で、「5人以上いる」も0.3%ありました。
「今の職場で保育士として働き続けたいか」という質問には、「働きたい」との回答が半数程度ある一方、「就業条件の良いところがあれば移りたい」が22%、「保育士として働きたくない」は7%という結果に。約3割が転職・退職を考えながら働いている計算です。
賃金などの待遇改善とセットでサポート体制の構築が急がれます。
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