趣味
2025年03月11日
「ふるさとのあの茶畑に今頃は雫のようにふくらんだ花」2025年3月入選作品|老友歌壇

老友新聞2025年3月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)
一 席
ふるさとのあの茶畑に今頃は雫のようにふくらんだ花
王田 佗介
花のふくらみを「雫のように」と表現した独自の発見が光ります。そして、そのように表現された「花」から、ふるさとの茶畑への愛情が十分読み取れます。
二 席
「夢」という丹波の銘酒いただきぬ七年元旦祝杯あげる
岸 慶子
「夢」は、今年の歌会始のお題。新年に味わうのに相応しい名前ですね。まして地元丹波の銘酒。新年祝吟の一首です。
三 席
同じ事考え思い九十年よくぞ過ごした戦中戦後
小林 良一
九十歳の感慨。「よくぞ過ごした戦中戦後」に、同じ思いを持つ大勢の方々がおられる事でしょう。
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