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2023年12月05日
水害や干ばつ、オーバーツーリズムも…「危機遺産」について
世界遺産として登録された世界中の文化財や景観、自然などのうち、武力紛争や自然災害、都市・観光開発などによって顕著な普遍的価値を損なうような重大な危機にさらされているもの。「危機遺産リスト」に登録され、保存や修復のために国際的な協力が呼びかけられます。
ユネスコ世界遺産センターはこのほど、イタリアのベネチアについて、リストに加えるよう勧告しました。「水の都」ベネチアは1987年に街全体が世界遺産に登録されましたが、気候変動による水害や干ばつ、オーバーツーリズム(観光公害)が問題化しています。
世界遺産1157のうち、危機遺産への登録は55に上ります。
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