コラム
2023年05月30日
「初めてのレコード」~本紙読者投稿より
昭和23年ごろの事だったと思います。隣町に住む姉の家を訪れた時、駅のそばの道端で家財道具を並べて、商いをしている人を目にしました。
そこで、手回しの蓄音機とレコード20数枚が売られておりました。値段は忘れてしまいましたが、当時はまだ食べるのに一生懸命の頃でしたので蓄音機など店でも目にしなかったものです。
そこで売られていたものは私の小遣いでも買える値段だったので、すぐにその場で買って、家に持ち帰りました。
レコードの種類は浪曲や講談が多く、三門寛の「唄入り観音経」とか次郎長傳などでした。
それから結婚し、子供が4~5歳になったので、童謡のレコード盤を買っては聞かせました。「あの子はだあれ」「雨降りお月さん」「ゆりかごの唄」など、今でも残っている。
それからは尾崎喜代彦の「また逢う日まで」「荒城の月」など、その他いろいろレコードは増えていきました。
(静岡県 S・O)
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