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2023年04月03日
マスク着用?外す?場所や状況に応じて冷静に判断・対応を。
4年ぶりにマスクなしの生活―新型コロナウイルス対策として呼びかけられてきたマスクの着用が、3月13日から個人の判断に委ねられるようになった。「個人の判断で」といわれても、どんなときにマスクを着用した方がいいのか戸惑う人も多いだろう。
厚生労働省はマスク着用が推奨される場面について、
①医療機関を受診する時
②医療機関や高齢者施設などを訪問する時
③通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗車する時
―の3つの場面を示し、「これを参考にしながら場面に応じて個人で判断してほしい」としている。また専門家は、新型コロナは飛沫で感染するため、マスク着用によって「他者に感染させない」「自分の感染を防ぐ」ことができ、一定の効果があるという。各国78件の研究を解析した結果、その効果が立証されているそうだ。
高齢者や持病のある人、妊婦さんなど重症化リスクの高い人と密な環境で一緒になることもある。感染したくない人が不安にならないようなマスクの使い方を考えることが大切だと思う。政府分科会のメンバーで東邦大学の舘田一博教授は「思いやりでマスクをつけることも考えてください」と訴える。
マスク着用の個人判断から暫くたって我が身の周りを見渡せば、朝夕の通勤ラッシュではほとんどの人がマスクを着用。一方、公園の散歩やランニングなど人と接触がない屋外では外すなど、多くの人が状況や場所に応じて冷静に判断・対応していると実感した。
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